紫山公園ファミリークリニックでは、高精細マルチスライスCT(日立製 Supria Advance)を用いた、人間ドックを行っています。16列のマルチスライスCTで、10秒以下で肺全体を撮影しますので、呼吸停止下の肺画像を得ることができます(撮影時間の長い機種では息止め不可能となり、呼吸に伴う肺形状の変化により肺画像に乱れが生じ、所見の正確な把握の妨げとなります)。CT画像はスライス厚数ミリの高精細画像とし、必要に応じて3D画像等も作成します。

肺がんの早期発見には胸部X線検査より胸部CT検査の方が優れていることは間違いありませんが、X線検査に比較してCT検査の被ばく量が多いことが問題とされてきました。近年、肺がんの早期発見に必要なCT画像の質を担保したまま被ばく量を低減した低線量CT検査が実施可能になってきました。当クリニックのCTドックでは低線量胸部CT検査を実施しています。

CT画像の診断は、肺がんCT検診認定機構の認定医師である院長が行います。

当クリニックのCTドックでは、以下の内容の人間ドック(肺がん検診、COPD肺気腫検診)を行っています。CTドックは、診療時間内いつでもできます。また、企業健診の一環として当クリニックのCTドックをご利用していただくことも可能ですので、メール(info@mursakiyamapark-clinic.com)あるいはお電話(022-343-6231)にてお問い合わせください。

  • 方法:低線量胸部CTを用いた1回呼吸停止下の全肺撮影による肺がん検診
  • 対象:原則として、市町村の住民検診に準じて40歳以上の男女
  • 料金:7000円(税別)
  • オプション
    1. 喀痰細胞診:50歳以上の喫煙者には、喀痰細胞診検査を行います。喫煙者の肺がんでは、CTでは検出できないが喀痰細胞診で発見できる早期肺がんが存在します。喀痰細胞診の診断は、細胞診専門医の院長が行います。追加料金発生します(2500円 税別)。
    2. COPD肺気腫検診:CT画像にて肺気腫化領域の可視化を行います。肺気腫化の程度が一目瞭然です。希望者にはサービス実施します。

 

 

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